馬券マネジメント流「地方競馬論」|地方競馬担当スタッフが地方競馬注目レースを徹底解析!

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2016年04月18日 Vol.01 リード文入ります

7月8日(水)に大井競馬場のダート2000mで争われる、第17回ジャパンダートダービー(JpnⅠ)。3歳ダート界の頂点を決める一戦として、中央・地方より強豪が集結します。過去10年の勝ち馬は中央8勝、地方2勝と、ここでもほかの交流重賞同様に中央馬が中心となります。

その筆頭として1番人気が予想されるのがクロスクリーガーです。年明け初戦のヒヤシンスSこそ3着に敗れましたが、その後OPを快勝し駒を進めた前走の兵庫チャンピオンシップ(JpnⅡ)も制覇。父アドマイヤオーラ×母父ブライアンズタイムという血統は、激しいレースになりやすい大井の2000mでも十分通用するでしょう。

対抗馬は前走鮮やかな末脚でユニコーンS(GⅢ)を制したノンコノユメ。後方待機策から直線で末脚を爆発させる戦法で、デビュー以降の7戦全てで上がり3ハロン最速タイムを叩き出しています。前が競って流れが速くなるようなら、大井の長い直線をフルに利用して全馬をゴボウ抜きにするシーンが見られるかも知れません。

昨年暮れの全日本2歳優駿(JpnⅠ)を勝ったディアドムス。ドバイ帰り初戦となる点と、今年に入ってからの2戦で走りに精彩を欠く点が気がかりですが、復権なるかに注目です。そのほか前走・鳳雛Sを制したライドオンウインド、ダート路線転向2戦目も、血統面からこの舞台と大井の深い砂が合いそうなマイネルサクセサー、関東オークス2着のポムフィリアが出走予定です。

対する地方勢の一番手は、南関東クラシック第一戦の羽田盃を制した船橋のストゥディウム。同じく船橋に所属して息の長い活躍を見せたルースリンドを父に持ち、南関東競馬ファンならば思わず応援したくなる1頭です。2人気に推された前走・東京ダービー7着惨敗からの巻き返しを誓います。

その東京ダービーを制し鞍上・今野に「ダービジョッキー」の称号をもたらしたラッキープリンス、同レース2着のパーティメーカーもスタンバイ。他地区からは9戦8勝の成績を誇る兵庫からの刺客・インディウムをはじめ、各地区の精鋭たちが顔を揃えました。

前評判通りに中央馬か、はたまた地方馬の逆襲か。プライドを賭けた雌雄を決する一戦で、カクテルライトを浴びるのはどの馬なのか。競馬ファンなら必見です。

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